タトゥー切除の値段と後遺症について
根性焼きの切除からしばらくして今度は腰にある翼のタトゥー切除をしました。
大阪にある某形成外科。
いつも混雑していて、待合室で待っているときも頻繁に問い合わせの電話がかかっていました。
私の腰にあるタトゥーは横に細長いので、一回で切除出来るとのこと。
こちらが切除前の写真
20センチほどの翼が左右にあります
手術室に呼ばれついにオペ開始です
まずは麻酔を打っていくのですが、これが強烈に痛い!!!!!!!
タトゥーを入れるのなんて比にならない位の強烈な痛み
看護師さんが前に立ってくれて手を握ってくれました
しかし耐え切れず一回中断
これだけの範囲を切除するのにはやはり何十回も注射を打たなければならず、
それも皮膚の表面だけではだめなのでかなり中まで刺されているのがわかります。
筋肉注射をイメージして頂けると痛みがどの位か分かると思います。
麻酔が終わると、ベッドの上には大量の髪の毛が…!(笑)
痛みで髪の毛をむしっていたのか!?
しばらくして切除開始です
感覚はないはずなのにメスが皮膚を通っているのがわかりました。
物凄く不快感。
想像して具合が悪くなってしまいました。
看護師さんが「大丈夫ですよ、順調ですよ」
と常に声をかけてくれたのが本当に心強かった。
皮膚を取り除いたあと、今度は縫合です。
かなり引っ張られている感覚がありました。
手術が終わって皮膚を見せてもらいました。生まれて初めて皮膚の内側をみました…
私のイメージは豚のバラ肉ブロックのように脂肪が層になって真っ直ぐ表皮についているのかと思ったのですが、なんと皮膚の内側はぼっこぼこのセルライトでした!
改めて人間は細胞の集合体で出来ているだと感動した瞬間でした(手術後に何を考えているんだ)
その日は手術後に数種類の薬を処方してもらい、その足ですぐコルセットを買いに行きました。
半年間はテーピングとコルセットでの固定です。
その日のお風呂は入れません。
翌日以降の入浴は患部を絶対に濡らさないように入浴しなければなりません。
なので、ラップとテープで腰をグルグル巻きにして頭は洗ってもらい、体の上半身は何度も拭いてしのぎ、下半身はお湯がかからないように丁寧に洗いました。
大変だったのが日常生活で何度もかがまなければならない場面があったこと。
意識していないだけで、かなりの回数かかんでいることが分かりました。
仕事では痛みを我慢しなんとか乗り切りましたが、やはりしんどかったです。
そして一週間後、ついに抜糸です
こちらが抜糸後
特別に写真を撮っていただきました。
痛痒かったのでずいぶん楽になりました。
ここからはテーピングです。なるべく前屈のような動きはしないで下さいとのこと。
こちらが3週間後
だいぶ盛り上がりもフラットになってきました。
それからさらに一か月後
かなりきれいになりました。
傷口はほぼフラットです。
そして驚きなのが、傷口まわりに毛が生えてきたこと!
傷を守ろうという本能が身体にはあるのですね。
改めて人間ってすごい
あとはケロイドを良くする薬をもらいここから半年間コルセット生活です。
費用は34万円でした。悩んでいる人がいたら是非挑戦してみてください。