根性焼き切除の傷跡と値段
先日古傷の手術にいってきました。
私の身体には手首に根性焼きが12個、腰に羽根のタトゥー、足にココペリのタトゥーがあります。
きっとここのページをみてくれてる人は根性焼きの治療とか後遺症とか金額とかで訪れてくれてるのだと思うので、私の体験談を書きたいと思います。
まず手首の根性焼きの写真
表にもありますが、とりあえず裏からやることに。
数件の美容外科をまわりましたが、あまり自信がないのか、時間がかかるから面倒なのか、積極的ではありませんでした。
具体的な治療の話はしてもらえず、近所の病院へ。
保険外でいいので治療してくださいといってもしてもらえず。
困り果てて調べに調べてやっとみつかった大阪にある形成外科。
そこにいくと、三回に分けて切除できますとのこと。
そしてタトゥーも切除できると。
そこのスタッフさんは美人さんでとても親身になって話してくれました。
そしてドクターもかなり症例をこなしていて(ホームページにかなりの写真をのせてた)
美容外科で行う施術で失敗して来られる人も多いとのこと。
普通に根性焼きやタトゥーの部分を切り取って縫い合わせるだけだとのちに傷口がひらいて痕が汚くなるらしい。そしてひきつりなどが起こり一生涯苦しむのだという。
そんなことがないように、切除したあとはその周りの皮膚を剥離して縫うとひきつりが緩和するらしい。そしてわざと皮膚に余裕を持たせて縫うことでのちにのびて真っ直ぐ平らになり傷口が広がらないのだという。
そんなドクターにすべてを任せてみようと決意して後日根性焼きの一回目の切除をすることに。
まずは一番長いところを切除しました。
筋肉注射みたいのが痛くてしんどかったですが、
終始スタッフの方が手を握ってくれて貧血で具合が悪くなっている私を励ましてくれました。きっと流れ作業の美容外科ではこんなに手厚くしてくれなかったと思います。
そして一時間ほどで終了。
傷口が開かないようにがっちりテーピングをしてもらいます。
そして三日後にガーゼの交換。
手術から一週間後に抜糸しました。
抜糸は驚くほど痛くなくて拍子抜け。
いつ終わったのかわからない位でした。
ここから半年間テーピングで固定します。
患部はとにかく乾燥させないこと、かさぶたや血の跡をとりたかったら軟膏を塗ってテーピングするといいとのこと。
これが抜糸後
かなり盛り上がっていて余裕をもたせてくれています。
五種類程の薬を一週間飲みます。
なので痛みはほとんど感じず。
抜糸までは絶対に患部を濡らしてはいけないのでお風呂は誰かに入れてもらわないと厳しいです。
これがそこからさらに一週間後の写真
だいぶ見た目が良くなってきた。
そしてMEC食の本で載ってた傷口にラードを試してみました。
スーパーで190円位
豚の油は人間の皮膚に似ているらしく、科学的なものがはいった軟膏より身体に良いとのこと。
塗ってみたけど嫌な匂いもないしなにより皮膚にあってるからテーピングをかえるタイミングでつけてました。
一ヶ月後の写真。
かなりきれい。
手首に若干のしびれがあるが、ドクターが言うには一ヶ月までがピークでここから徐々に良くなるとのこと。
この手術で14万円。
コンプレックスをひとつ解消できた。
次は腰だ。がんばろー